猫に多い「あの」病気の予防!水分補給は人間が気をつけてあげよう
健康な猫ちゃんはもちろん、猫に多い腎臓病や尿路結石(尿管結石・シュウ酸カルシウム結石)にかかった子は特に、十分な水分補給が必要です。でも、猫はもともとそんなにお水をがぶ飲みしてくれる動物ではありません。
どうしてお水をたくさん飲んだ方がいいの?
Google検索するとたくさんの詳しい文献が出てきますが、私が獣医さんから受けた説明がとてもわかりやすかったので簡単にリストにしますね。

①腎臓病の場合
- 腎臓は「体内の老廃物をろ過する機能」
- 水分が少ないとぎゅっと濃縮された濃いおしっこを作ってしまい、腎臓に負担がかかる
- 水分を多く摂ることで、腎臓の負担を抑えることができる!
②尿路結石の場合(ストルバイト結石、シュウ酸カルシウム結石共通)
例え話で説明してもらいました。
- 少ないお水、たくさんのお水が入ったコップがあるとします
- 同じ量の塩を溶かします
- この塩は結石のもと(結晶)だと思ってください。
- たくさんのお水では塩は溶けきります。(結晶は細かい)
- 少ないお水のコップには、塩は溶けきれず飽和状態となり、大きいまま残ります
- 両方の水を、ものすごく細い管に通すとしたら…少ないお水の方は、詰まってしまいます。
- 水分を多く摂ることで、結石の発生や閉塞(おしっこが詰まる)を抑えることができるのでは。
我が家のオリオン(ロシアンブルー)はまさにこの2つの病気を患っています。
腎不全発症時は死にかけましたが、4年経った今では元気いっぱいです!
オリオンはCat itのウォーターファウンテンを使ってるよ!
「腎臓病とは」について詳しく知りたい方は、ロイヤルカナンのサイトが参考になるのでこちらにリンクしておきますね。
ロイヤルカナンの記事サイトはこちら
猫の飼育に詳しい方には「当たり前」の事かもしれませんが、オリオンが病気になる前は私も「器にお水を入れていただけ」だったのです。
私が実践している「お水を飲ませる対策」についてはこちらの記事にまとめてあるので、ぜひ読んでみてくださいね。
👉 猫がお水を飲んでくれない時に試す4つのこと
猫がお水を飲んでくれない時に試す4つのこと
腎臓病猫オリオンが試している、「元気な頃からできる、病気の予防のための水分補給方法」4つをご紹介!
猫の腎臓病・尿路結石体験談
腎臓病になるとどんな症状が起きるの?
オリオンの場合ですが、症状の記事がありますのでこちらからみれます。
👉 猫のオリオンの腎臓病記録 #2 思い当たる症状
オリオンが腎不全発作を起こした時のことはこちらに記事にしました。
👉 猫のオリオンの腎臓病記録 #1 突然の腎不全発作
👉 猫のオリオンの腎臓病記録 まとめ
猫のオリオンの腎臓病記録 #1 突然の腎不全発作
猫のオリオンが腎不全から回復した道のりを少しずつアップしていきます。猫の腎不全は一刻を争います。
オリオンが腎臓病のケアとして食べていたフードはこちら😋
この療法食のおかげで、腎不全から回復後はずっと数値が安定していました。
路結石になるとどんな症状が起きるの?
オリオンの場合ですが、症状の記事がありますのでこちらからみれます。
👉 猫の尿路結石記録 #2 オリオンの場合の症状は嘔吐、腎臓の数値上昇
【まとめ】猫のオリオンの尿路結石記録
2017年、オリオンが「尿路結石」による「閉塞(へいそく)」を起こし、その場所が悪く緊急手術と入院になった時のエピソード集。
※2019年の秋以降、オリオンは結石悪化のため尿路結石ケアのフードを食べています。
そのフードは自ら水を飲みたくなる設計になっており、オリオンもゴクゴク水を飲んでいます。
このフードについてはこちらに記事にしました👉🏽 猫の腎臓病・尿路結石 #8 療法食とサプリ「ウロアクト」を3ヶ月続けたら…