猫のトイレシートは犬用を使おう

腎臓病・尿路結石ケア 猫のおせわ

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猫のシステムトイレに使うトイレシート(ペットシート、ペットシーツとも呼ばれてますね)。実はワンちゃん用の方が「健康チェック」「コスパ」の面で実用的なんですよ〜。
オリオンも病気をしてからずっとワンちゃん用トイレシートを愛用してます。

INDEX

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猫用トイレシートでは尿の状態がわかりづらくて高価?

猫のイレシートはどのメーカーも分厚くリッチに作られており、目安は「1週間に1回取り替える」便利なものがほとんどです。

ですが尿路結石、膀胱炎、腎臓病など泌尿器疾患のある猫ちゃんはもちろん、元気な猫ちゃんであっても尿の状態チェックは欠かせません。
「色、臭い、量」などを確認するため、何回も使える猫用シートは向かないなあと感じました。

価格はどれもだいたい「10枚で400円」「8枚で1,000円」ほどです。長く使えるためやや高価です。

犬用のトイレシートでコスパよくおしっこの色やにおいをチェック!

猫トイレ
トイレは月に1度は丸洗いしようね!ピカピカトイレで自慢げなオリオン

一方、ワンちゃんの室内用トイレシートは、トップバリューなどのプライベートブランドで「100枚1,000円」ほどで購入できます。
こちらは薄手で、1回使ったら取り替えるスタイルのものです。

1回で取り替えるので「色、臭い、量」のチェックもわかりやすく、コスパも猫用よりも良いです。
猫は通常1日に何度もおしっこはしないので、通勤している人でも問題なく使えます。

インスタグラムのお友達でも、ワンちゃん用のトイレシートを使っている方がポツポツいらっしゃいました。

猫用トイレシートが適している場合

犬用トイレシートをプッシュしましたが、逆に猫用トイレシートが適している場面もあります。それは防災用のストックと、泌尿器疾患などの治療時などです。防災用トイレシートについてはこちらのリンクからどうぞ👇

👉 猫用防災アイテムリスト

猫用防災アイテムリスト

備えていますか?猫用の「防災アイテム」。 もしもに備えてハーネスや簡易トイレなど必要なものをリストにしてみました。

膀胱炎だったり、腎臓病の治療をしている猫は1日になんどもおしっこをします。通勤などで何度もトイレシートを取り替えてあげることができない状況の時は、たっぷり吸収できる猫用トイレシートが便利です。

私はオリオンだけなのですが多頭飼いだったりするとまた大変だと思うので、多頭飼いの方がどうされているのか、とても興味があります。👀💭

オリオンの使っているトイレアイテム

ヘソ天

オリオンのトイレアイテム、長年こちらを使ってます。同じだ〜!という人もいるかな?

猫砂は、基本amazonで「ファインブルー」を購入し、高騰しているときは紙製で安いものをamazonかスーパーで探します。

除菌スプレー「JOYPET(ジョイペット) 天然成分消臭剤ネコのフン・オシッコ臭専用」です。
おしっこを除去した後の砂にシュシュっとします。
ファブリーズなどはペット用と記載があっても危険だと動物病院で言われたので、うちでは使用していません。

余談:腎臓病の治療でなぜおしっこがたくさん出るの?

おしり

腎臓病の猫は、病状にもよりますが「皮下補液」という背中から輸液を入れる処置を行う場合があります。(腕からの静脈点滴もあります)

通常皮下補液は150~200mlが標準のようですが、オリオンが通うホームドクターの元では300〜500mlという大量の点滴を入れていました。
それにより、1日10回以上の大量のおしっこをすることが多々ありました。
オリオンは最大1日17回のおしっこをしました!

皮下補液のおかげで、腎不全で死にかけていたオリオンの腎臓の数値は3ヶ月ほどで正常値まで回復しました。

500mlという量については反対される医師もいます。
ホームドクターは経験と猫の体格、体力に基づき、補液の量を判断していました。
オリオンはこの治療が体に合っていたようで、死の間際から回復を遂げました。
(これは当時2歳で体重5kgのオリオンの例ですので、詳しくは獣医さんにご相談ください。)

膀胱炎の場合も、オリオンは少量の尿でしたが回数は1日10回以上、トイレに向かっていました。
泌尿器や腎臓の病気を持った猫の場合、トイレは2台あると良いですね。

泌尿器疾患のある猫ちゃんの飼い主さんにとって、おしっこは毎日の健康のバロメーターのひとつ。元気な子もぜひ、おしっこを捨てる前にチェックしてあげてくださいね。