猫のオリオンの腎臓病記録 #2 思い当たる症状

オリオンの闘病記録 腎臓病(2015)

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2015年5月、突然腎不全・尿毒症の発作を起こし夜間救急動物病院のお世話になったオリオンですが、思い返すと「そういえば」という症状がありました。
でもそれは、ネットで見た情報とは異なる症状もありました。

「この症状、もしかして病気かも?」この記事を読んで猫の病気の予防につながればうれしいです。

INDEX

オリオンが腎不全発作を起こした時のことはこちらに記事にしました。
👉 猫のオリオンの腎臓病記録 #1 突然の腎不全発作
👉 猫のオリオンの腎臓病記録 まとめ

猫のオリオンの腎臓病記録 #1 突然の腎不全発作

猫のオリオンが腎不全から回復した道のりを少しずつアップしていきます。猫の腎不全は一刻を争います。

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よく眠るようになり、ごはんも少食に

昼寝

腎不全の発作を起こしたのは2015年5月。この1~2ヶ月前からオリオンは眠る時間が増え、食欲も少し落ちていました。

とはいえ、「食べない」わけでもなく遊んだり探検したりと普通に日常を過ごしていました。
春は冬に比べて食欲も多少は落ちるので、その点でも見落としていたのかもしれません。

おかしいな?と気づいたのは病気になる少し前、ちょっと元気が無く明らかに食欲が落ちてからでした。

大量のフケが出て毛ヅヤが悪くなる

健康な猫でも、季節の変わり目やブラッシングのしすぎなどでフケが出ます。

ですがオリオンの場合、腰のあたりに大量のフケが出ました。床が汚れていてそのゴミがついたのかな?と思いましたが、毛をかき分けるとオリオンのフケがたくさんありました。

全身オリオン
エコー検査でお腹の毛を剃られたオリオン

後から調べてわかったのですが、腎臓を悪くすると大量のフケが出ることもあるのだそうです。
Instagramのお友達の中には「うちの子は大丈夫かなあ」と心配される方もいましたが、この時は明らかに異常な量のフケが出ました。
合わせて、なんだか毛ヅヤがいつもより悪く、ゴワゴワしていました。

今こんなことが起これば即病院に行きますが、元気で痒がることもなかったので、当時はそこまで重要なことだとは気づいていなかったのです…

シャンプーをするといったん落ち着きますが、その当時は「またこんなにフケが…」と心配になった記憶があります。

残念ながらその時の写真がないのですが、Googleで「猫 腎臓病 フケ」などで検索すると、びっくりするほどのフケの画像が出てきますので参考にしてみてください。

水をあまり飲んでいなかったかも…

ウォーターファウンテン

ネットで調べると、「水をたくさん飲みすぎていると腎臓病の可能性が…」という記事がたくさん出てきましたが、オリオンの場合はむしろ逆でした。

水を飲んでいる姿はあまり見かけませんでした。
症状は必ずしもみんな同じではないので、普段と違うな?と思ったら動物病院を受診しましょう。

この当時はお皿に水を入れてケージに入れておいただけでした。
たまに飲んでいる姿を見かけましたが、現在と比べると「水を飲んだ記録」もしていなかったし、管理不足だったと猛反省しています。

腎臓病を防ぐ、または腎臓病の進行を遅らせるためにはきちんと水分補給が必要です。
水を飲んでくれない場合の対応を下の方に書きましたのでぜひ試してみてください。

何度か嘔吐し、体調不良で病院へ

ボワボワ

「猫からのサイン」を見逃して5月27日。何度も嘔吐して、毛を膨らませてボワボワしていたオリオン。明らかに体調不良です。
この日は病院の診察終了後だったので翌日28日にすぐに動物病院へ行きました。

この時のオリオンは2歳半。
年齢的にも若いということと、それまで病気をしたことがなかったので、少し様子見ということで胃腸炎用のお薬と注射をしてもらいました。

入院中の猫が食べるような缶詰をもらって、その日は帰宅。
少しだけ缶詰を食べました。
家の中を探検したりと、少し良くなったのかな?と思っていたら…

その晩28日の深夜(29日)、腎不全の発作を起こしてしまうのです。

最初のリンクと重複しますが、腎不全発症時の症状や状況、救急病院での出来事はこちらの記事にアップしました。👇🏽

猫のオリオンの腎臓病記録 #1 突然の腎不全発作

猫のオリオンが腎不全から回復した道のりを少しずつアップしていきます。猫の腎不全は一刻を争います。

腎臓病の症状は出ていませんでした

病院では胃腸炎のお薬をもらい様子見となったオリオンですが、「猫 腎臓病」でGoogle検索すると出てくるのが「おしっこの回数が多い(トイレの回数が増えた)」「水をたくさん飲む」という症状ですね。

確かにこれは腎臓病の症状のひとつです。でも実はオリオンにはこれらの症状はありませんでした。

先天的に腎臓病にかかりやすい子もいるそうです

オリオン
えっ、そうなの!?

オリオンが腎臓病になってしまい、絶望の淵にいましたが、先生から言われたのは「純血の子は特に、若くして腎臓を悪くする子も多いので、そんなに自分を責めないように」という言葉でした。

「ロシアンは病気が多い」とはもちろん言い切れませんが、かかりつけの先生の経験値だと「ロシアンブルー」「アビシニアン」の若い猫に腎臓病が多かったとのことです。

2017年、いっとき某動物保険企業に勤めた際にも、猫や動物に詳しい方々は「純血は病気が多いよね」と言っていました。

バニーオリオン
SNSでの出会いは本当に大きなものだったんだ!

Instagramでたくさんのお友達とつながることができた今だからわかるのですが、確かにロシアンブルーには若くして腎臓を患っているお友達が多いと感じました。そして皆さんも私と同じように、猫ちゃんを大切にケアしています。

デリケートな猫だからこそ、よくケアをしてあげなくちゃ。そんな思いから、色々と工夫するようになりました。

元気な頃からできる!水分補給で腎臓病対策

ここに書こうと思ったのですが長くなってしまったので記事にしました、こちらからどうぞ〜。

👉 腎臓病猫がお水を飲んでくれない時に試す4つのこと

腎臓病猫がお水を飲んでくれない時に試す4つのこと

腎臓病猫オリオンが試している、「元気な頃からできる、病気の予防のための水分補給方法」をシェアします。

現在私がオリオンにお水をたくさん飲んでもらうためにやっていることをシェアします。
「必ず飲む」わけでもないので少し手間にはなりますが、きっと今よりお水を飲んでくれるようになりますよ。

腎臓病で苦しむ猫ちゃんが穏やかに暮らせますように!元気な猫ちゃんは病気にかかりませんように!みんなで気をつけてあげたいですね。

次の記事はこちら👉 #3 回復期までの道のり
ひとつ前の記事はこちら👉 #1 突然の腎不全発作

👉🏽 【まとめ】猫のオリオンの腎臓病記録

【まとめ】猫のオリオンの腎臓病記録

2015年に腎不全・尿毒症を患ったオリオンの奇跡の回復までのエピソード集!

編集後記

ブログ公開後にインスタのコメント欄へ、みんにゃからあたたかいコメントをたくさんいただきました! 👉 こちらから見れます〜