猫の腎臓病・尿路結石 #3 おしっこの検査で結石が濃厚な結果に…

腎臓病・尿路結石(2019) オリオンの闘病記録 おしっこ・うんち

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前回の記事では結石の疑いがあり、皮下補液(背中から注入する輸液で、点滴のような感じ)と抗生物質の投与を受けたオリオン。
前回の診察時に採取できなかったおしっこを持って、尿検査をしてきました。
タイトルの通り、結石の可能性が高いのでその時の対策エピソードをお話しします。

INDEX

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おしっこが取れました!

おもちゃを見つめるオリオン
神妙な顔つき…ではなくおもちゃを狙っているオリオン

前回動物病院へ行った際、ちょっと尿量が少なくて猫砂に全部吸収されてしまい、おしっこを取れず持っていけませんでした。

皮下補液による治療でザバザバとおしっこをしてくれて、注入した補液が全部出た後の黄色いおしっこをスポイトで採取し、無事尿検査を受けることができました。(皮下補液が残っている間は正確な尿検査ができません)

オリオンが受けた尿検査は膀胱に針を刺すものではなく、トイレから採取できる簡単な方法です。
尿検査についてはこちらの記事にも詳しく書きました!
👉 カンタン!尿検査用の猫のおしっこをとる方法

カンタン!尿検査用の猫のおしっこをとる方法

腎臓病、尿路結石などの泌尿器の病気を経験した猫ちゃんは、その後も 定期的な尿検査 をした方が安心です。 今回はお家でのカンタンなおしっこの取り方をシェアします~ カンタン!システムトイレでおしっこを採取する方法 お家でもカンタン!試験紙での尿検査 本題の前に、いくつかある猫の尿検査方法についてはこちらにアップしました。お家で採取したおしっこを使う検査だけではないんです~。痛そう…! 👉

オリオンはファインブルーという猫砂を愛用しています。

試験紙での尿のpH検査などは問題なし!

オリオン

まずは試験紙での検査。この病院の検査項目は少ないのですが、潜血や糖など問題はなさそうでした。気になっていたpH(結石に影響します)も問題ないと言われました。

尿を顕微鏡で見るとわずかな赤血球が…

その後の顕微鏡検査では、おしっこを獣医師と一緒に見ながら説明を受けるのですが…残念ながら、「潜血反応」まではいかないものの、わずかに赤血球が見えました。ちょっと心配です…

結晶は見つかりませんでした!ただし気になる砂のようなものが…

一番心配だった結晶(尿結石の元になるもので、顕微鏡で見ると水晶のように見えます)は確認されませんでした!
ホッと一安心したものの…尿中に砂のようなものが少し確認されました。

診断は、結石の再発が濃厚。手術になる前に気づいてよかった!

うとうとオリオン

現状では具体的な治療のできないオリオンが抱えているシュウ酸カルシウム結石。(この結石は療法食では溶けません)

エコー検査などをすればもっと詳しいことがわかりますが、処置ができるのは「閉塞(おしっこが詰まる)が起こってからの手術」のみ。

治療もできず、大きなストレスがかかる大病院での検査は病状を悪化させかねないので、今はホームドクターのもとで治療を続けることに。
見解は「結石の再発が濃厚かも…」とのこと。

  • 膀胱炎症状はないのに尿中にわずかな赤血球が確認された
  • 自宅で行なったウロペーパー(試験紙)での尿検査で、尿タンパクが検出
  • 尿の顕微鏡検査で怪しい砂のようなものが確認された
  • 皮下補液を受けてから嘔吐しなくなった

これらの理由から、引き続き皮下補液と抗生物質での治療を継続することになりました。

前回の尿管結石手術の記憶

今とても元気にしていて食欲もあるオリオンですが、心配でたまりません。
この状況は、2年前の2017年の10月、オリオンが尿管結石で手術になる前の状況とすごく似ているのです。

その時は一旦皮下補液をしたものの、大病院での検査を受けて、「様子を見る」という診断となり、ホームドクターでの皮下補液を中断しました。

その後1週間ほどで体調が悪くなり、「尿閉塞が起きた」とのことで大病院の専門医による緊急手術になりました。

現在、ホームドクターの診断でも結石がザワザワしているのは濃厚です。
大きな検査をしても治療してやることはできません。

そこで今回は、先ほども書きましたがしばらく皮下補液での治療を続けてみようと思います。通い慣れている病院なのでストレスも少なく済みます。
猫のストレスはそれほど病状に大きく影響するんです。

引き続き皮下補液を受けて、砂を押し流せ!

オリオン

オリオンの体重は2019年の9月現在で5kgで、適切な皮下補液の量は200mlです。
おそらく膀胱に溜まっているのであろう砂のようなものを流すという思惑でプラス100ml、合わせて300mlの皮下補液を注入しました。

体調が悪ければまたかかりつけ医オリジナルの「500ml補液」をしてもらおうと思います。

補液をするとザバザバとお尻がびしょびしょになるほどの勢いでおしっこをしてくれるオリオン。そのまま溜まった砂を全部排出してほしい…!

そんな思いを込めて、9月いっぱいは通院してそのあとは元どおり、異常のない腎臓の数値、問題ないおしっこが出てくれることを祈っています。

ゆっくりゆっくりでいいから、よくなろうね、オリオン。

オリオンのごはんはロイヤルカナンの腎臓病療法食です。結石も患ってからは水分を多くとった方が良いのでウェットフードを中心にしています。

ひとつ前の記事はこちら👉 猫の腎臓病・尿路結石 #2 結石注意報の際は皮下補液の早期対処で閉塞予防!