猫の腎臓病・尿路結石 #1 元気だけど気がかりな体の変化

腎臓病・尿路結石(2019) オリオンの闘病記録

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最近は元気いっぱい過ごしていた猫のオリオンですが、これを書いている2019年の夏の終わりに腎臓の数値と体調にちょっと変化が出てしまいました。
実は、この「ちょっと」に気づくことは結構大切だったりします。

今回はオリオンの体験談を交えて、「“ちょっと”気になるな…」と気づいた頃にさかのぼって「病気持ちの猫の気になる症状」についてお話ししていきます。

動物病院で腎臓の血液検査をするとCRE(クレアチニン)1.9、BUN35.8。
半年前に検査した時(正常値)よりは少し上がりましたが、腎臓病を患ってる猫にしては一見そこまで心配する数値ではありません。
ところが…これは「尿路結石を患った猫」にとっては、慎重になった方が良い状態です。
(オリオンは尿道ではなく尿管にシュウ酸カルシウム結石が詰まってしまい2017年に手術と入院を経験しました)

腎臓の数値2019/8/31

腎臓病、尿路結石を患った猫ちゃんはもちろん、元気な猫ちゃんにも病気の早期発見の参考になるかと思います。

オリオンの腎臓病記録」を先日一旦最終回としたばかりですが、早速再開となってしまいました…結石とも関係があるかもしれないので、慎重にケアしています。

INDEX

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オリオンの病歴のおさらい

  • 2015年に腎不全から回復したものの、腎臓病を一生抱えることになる
    👉 猫のオリオンの腎臓病記事 まとめ
  • 2017年に尿管結石の手術・入院を経験
    👉 尿管結石体験談は準備中です

時折体調不良になるものの、オリオンは現在は元気いっぱい過ごしていました。
体調不良の際は皮下補液という背中から輸液を入れる処置で復活してました。

皮下補液についてはこちらに詳しく記事にしてあります。(腎臓病体験談の一部です)
👉 #4 回復のカギは皮下補液とおしっこ

猫のオリオンの腎臓病記録 #4 回復のカギは皮下補液とおしっこ

2015年5月28日の深夜(29日)、腎不全・尿毒症で夜間救急動物病院で一命をとりとめたオリオンは、 6月に入り回復の兆しがあり ました。 「治らない病」である腎臓病と診断されたご家族は大変辛い気持ちですが、「寛解する」という可能性だって十分にあり得ます。 希望を捨てずに、猫ちゃんに寄り添ってあげてくださいね。 オリオンが腎不全発作を起こした時のことはこちらに記事にしました。👉  …

気になる症状1:オシッコのペースに「微妙な」変化

トイレぴょん!

今まで、1日に1~2つのおしっこをしていたオリオン。
今年は月にすると平均36回~40回のおしっこをしていました。
ところが、8月は50回のおしっこをしました。

膀胱炎とまではいかないペースですが、「ちょっと増えたなあ」と気にかかりました。

気になる症状2:おしっこの臭いが薄い

この見出しの通り、先日から、オリオンのおしっこの色や臭いが薄くなりました。
腎臓病・尿路疾患を経験したオリオンのために、私は毎回尿の色や臭いをチェックしています。

元気な猫の尿は、「尿の臭い」がします。あまりキツ過ぎても、水分が足りていなかったり膀胱炎などの疾患にかかっていたりということもありますが、実は臭いが薄すぎるのも問題です。

以前、オリオンの腎機能が低下していた頃は尿の臭いも少なく色も薄かったのです。これは「毒素が体外に排出できない」腎臓病の症状の一つです。

気になる症状3:空腹嘔吐が増えてしまった

腎臓病を患ってから、4時間以上食事を取らないと空腹嘔吐をしてしまうことが多かったオリオン。

私が会社員を辞めて自宅で仕事をするようになり、数時間おきにウェットフードを温めて食べさせ、さらに深夜は少しずつフードをセットできるオートフィーダーを使うようになってからは月の嘔吐が平均8回から2~3回に減りました。

ところが…8月はまた嘔吐するように。その数8回。

元気がない、空腹じゃないのに吐くなど異常があればもちろん病院に行きますが、どうやらお腹が空いているだけの様子。8月後半にごはんを増やすと改善されました。

腎臓病なのでフードコントロールをしているオリオンは太ると腎臓に負担がかかるのでごはんを増やすのはできれば避けたかったのですが、よく遊んでいるせいか少しスリムになっていたので欲しがるだけごはんをあげることに。

これで解決!と思いつつも、なんだかモヤモヤ心配が残りました。

オートフィーダーについては詳しく記事にしました!
👉 嘔吐の多い猫の対策とオートフィーダーのススメ

嘔吐の多い猫の対策とオートフィーダーのススメ

猫はもともと嘔吐しやすい動物ですが、吐きそうな姿はとてもかわいそうで、少しでも負担を減らしてあげたいですよね。 オリオンも嘔吐が多かったのですが、3つの方法を試して改善しました 。その時の方法と原因についてシェアします。 これから紹介する方法は「猫の体調に問題ない場合」の対策なので、1日に2回以上嘔吐する子や、元気のない子の場合はすぐに動物病院へ行ってくださいね。 …

体調不良についてこちらの参考記事もあわせてどうぞ👉 【動画つき】猫の体調不良の7つのサイン

【動画つき】猫の体調不良の7つのサイン

言葉の話せないどうぶつが具合悪そうにしている姿はなんとも胸が痛くなるものです。今回は腎臓病・尿路結石(尿管結石・シュウ酸カルシウム結石)を経験したオリオンの体験談もおりまぜながら、体調が悪い猫からのサインについてお話しします。 いきなりこの記事へたどり着いた方へ。 オリオンは大きな病気を経験してこのページにはかわいそうな写真が多いですが、今はとても元気です! 遊ばない、目がキラキラしていない

気になる症状4:尿中に白血球検出…!膀胱炎よりも怖いあの病気の予感

定期検査がてら近々病院へ行こう。そう思いつつ、夜遅くにしたおしっこを採取して自宅にある人間用のウロペーパー(尿検査紙)で検査をしてみると…

尿検査ウロペーパー

白血球検出…!!(一番上の項目が紫色=白血球検出)
これは、尿中に細菌がいることを意味します。それをやっつけるために白血球が出ているのです。
上から4番目の色もちょっと変わってますが、これは尿タンパクで腎臓に関係する指標です。

通常白血球が陽性になると膀胱炎が疑われますが…膀胱炎の症状である「頻尿」「尿のきつい臭い」などの症状は無かったので、私は尿路結石の再発ではないかと不安がよぎりました。
尿路結石でも「腎臓の数値の微妙な上昇」「白血球の検出」「嘔吐」が起こることが多いそうです。

このウロペーパーはamazonで購入しましたが、白血球が検出できるものは高額で売られていたり、販売自体がレアだったりします。私はたまたま安くなっている時に購入しました。(100枚入って6,500円でした)

オリオンはこの後病院へ行くことになるのですが、そのエピソードはまた次回…

おしっこの取り方についてはこちらに記事にしましたので、ぜひお家でやってみてください。👉 カンタン!尿検査用の猫のおしっこをとる方法

カンタン!尿検査用の猫のおしっこをとる方法

腎臓病、尿路結石などの泌尿器の病気を経験した猫ちゃんは、その後も 定期的な尿検査 をした方が安心です。 今回はお家でのカンタンなおしっこの取り方をシェアします~ カンタン!システムトイレでおしっこを採取する方法 お家でもカンタン!試験紙での尿検査 本題の前に、いくつかある猫の尿検査方法についてはこちらにアップしました。お家で採取したおしっこを使う検査だけではないんです~。痛そう…! 👉

冒頭に記載した通り、現在の数値自体はそれほど深刻ではありません。
ですが怖いのは、「このまま腎臓病がスピードを上げて進行していく」「結石が再発しており、閉塞、手術になる」ことです。

今の所、「腎臓」「結石」のどちらに関係するのかはわかっていませんが、この二つの疾患は密接な関わりがあります。

オリオンのごはんはロイヤルカナンの腎臓病療法食です。結石を患ってからは水分を多くとった方が良いのでウェットフードを中心に食べています。

オリオンママからのメッセージ

オリオンが過去に病気になった時、何かヒントにならないかとWeb検索で色々調べました。猫メディアの記事や獣医さんの記事ももちろん良いのですが、患者猫ちゃんのご家族による体験談が一番助けになりました。

この記事がいつかお友達のみんにゃの役に立ったり、後から自分の気づきになればと思いブログに残していきます。

オリオンが大事に至りませんように…

バニーオリオン
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次の記事はこちら👉 #2 結石注意報の際は皮下補液の早期対処で閉塞予防!