猫の体調不良 おかしいな?と思ったらすぐ動物病院へ!

猫のおせわ

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愛猫が体調不良…。動物病院に連れて行くべきか、でも会社へ行かなくちゃいけないし…。そんな時あなたはどうしますか?

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私はデザインやIT系の仕事をしていますが、以前、業務委託で数ヶ月間、某動物保険会社に勤めてました。
同社のマーケティングの部署に在籍していたのですが、当時の同僚(犬のブリーダー)が動物医療全般にとても詳しく、たくさんのアドバイスをもらったり体験談を教えてくれたのでその中からひとつのお話をしたいと思います。

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小さな動物はすぐに命を落としてしまうことも

おねむ

上記の動物保険企業に在籍中、オリオンは尿路結石(尿管結石・シュウ酸カルシウム結石)の手術と入院をしました

退院後に体調が安定しない日が多く、仕事を休むべきか迷っていると、ワンちゃんのブリーダーである同僚に「嫌な予感がしたら休んだ方がいい」と言ってもらえました。

動物保険の企業なので、「猫の体調不良」でもお休みできる環境が幸いでした。
「ちょっと体調が悪そうだな…2、3日様子を見よう」といっていると処置もできないほど体調が悪くなってしまい、亡くなる子は猫に限らずいるそうです。

オリオンも、「結石が見つかり経過観察(シュウ酸カルシウム結石で、実際に詰まるまで処置ができないとの事…)」だった時期に体調が悪くなり、同僚のこのアドバイスが頭をよぎりました。

もちろんすぐに動物病院に連れて行くと、結石が膀胱の手前(尿管)で詰まってしまい閉塞を起こしてしまったため、緊急手術となりました
この手術を行わないと、1~2日で死んでしまいます。本当に、すぐに病院に連れて行ってよかったです。

手術後のオリオン

猫の体調不良について

これは抱えている病気によって異なりますが、基本的にはこちらのような簡単なことをチェックするだけでも体調不良に気がつくことができます。

  • あまり遊ばない、元気がない
  • 食が細い、食べない、嘔吐が多い
  • 水を飲まない、嫌がる
  • おしっこ、うんちの回数が少ない・多い
  • その他、いつもしていることをしない(朝起こしにくる、甘えてくる、など)

猫の体調不良についてはこちらの記事にも書きました。
👉 猫の体調不良の7つのサイン

猫の体調不良の7つのサイン

腎臓病・尿管結石を経験したオリオンの体験談もおりまぜながら、体調が悪い猫からのサインについてお話しします。

動物病院へ行くか、様子を見るか

オリオン

病気を抱えた猫ちゃんがいて、ケアに慣れているような方であれば「様子を見るレベル」「動物病院に行くレベル」も判断できますが、猫を迎えたばかりの方は、一度電話で動物病院に相談するのも良いです。

私も判断を迷った場合は動物病院に電話することもあります。
「これから連れてきてください」
「本人は連れてこなくていいのでおしっこだけ持ってきてください」
(ナーバスになっている猫は通院でさらに体調を崩すこともあるため)
こんな感じで指示をもらうことができます。

オリオンは徒歩10分の場所にホームドクターがおり、大きな検査や手術などは車で20分ほどの大きな動物病院の二つを主な病院としてお世話になっています。
徒歩圏の病院を見つけておくと、頻繁に通院が必要になった時、お薬だけ受け取りたい時など助かります。

こちらの記事も参考にしてみてください。
👉 動物病院は2つ以上見つけておくと安心です

動物病院は2つ以上見つけておくと安心です

猫ちゃんを迎えると調べておきたいのが動物病院。急に体調を崩してしまった時などに安心ですね。でも、かかりつけ病院1軒で大丈夫? 「夜中に急に具合が悪くなったら…」「いつもの病院が休診!」「手術が必要だけど、この病院ではできるかな?」そんな心配はありませんか? 今回はオリオンがお世話になっている病院の特徴を紹介します。病院探しの参考になれば嬉しいです~。 …

会社は休んでもいいと思います

オリオン
病院で母に抱かれるオリオン

大切な猫ちゃんが体調を崩している…でも仕事を休めない。そんな真面目な方をInstagramでたくさん見かけました。

私は上記の通り、動物保険会社に勤めていた頃は、「猫が体調不良で」と仕事を休みました。みなさん同じようにされており、心配もしてもらえます。素晴らしいことにそれが当たり前、のような空気が流れています。
でも日本の企業の場合、まだなかなか難しかったりもしますよね。
中には「動物の体調不良なんかで休むなんて」という考えの方もいます。

私個人の思いですが、猫が「放っておけない状態」の場合、会社は休んでいいと思います。
(私の夫はいわゆる「休めない仕事」なので、その体験談も下に記載しました。)

私も他の企業にいた際、オリオンの体調が悪い時には賛否両論考え、「家族の体調不良で」と会社をお休みしました。猫も「家族」なので、「嘘」ではありません。
「誰が」など細かい追求は現在の企業ではしてはいけないはずなので問題はありません。実は、聞いてみるとそんな方は結構たくさんいるものです。

私は会社員時代もIT業界にいたので、お休みを取る方の多くは「私用で」が多かったです。それが突然であっても、モラルの観点で「なんで休んだの」なんて事はあまり耳にしませんでした。(ズル休みするような方はいませんでした)
普通に「猫の体調不良で」とお休みする方もちらほらいました。

残念ながら私の夫はトラックドライバーなので、他県を車で走っていたりするためすぐに帰宅することができません。私のように休むこともできず、以前腎不全で瀕死のオリオンと、休憩時間にLINEビデオで通話しました。
帰宅するまで生きていてくれるか、本当に心配だったそうです。
その時の体験談をアップしましたので合わせてご覧ください。

オリオンが腎不全発作を起こした時のことはこちらに記事にしました。
👉 猫のオリオンの腎臓病記録 #1 突然の腎不全発作
👉 猫のオリオンの腎臓病記録 まとめ

猫のオリオンの腎臓病記録 #1 突然の腎不全発作

猫のオリオンが腎不全から回復した道のりを少しずつアップしていきます。猫の腎不全は一刻を争います。

小さな家族の命に関わる事態でも休みづらい、休めないという社会は辛いですね。少子化はもちろん、多くの人が動物とも暮らせないというのもナットクです。

何より大切なわが子を優先し、そばにいてあげたいですね。(これはワンちゃんを始めアニマルみんなに言えることですよね!)
「なんだか変だな…」そんな嫌な予感がしたら、すぐにかかりつけの先生に相談してみてください。そして、できる限りそばにいてあげてください。

編集後記

ブログ公開後にインスタのコメント欄へ、みんにゃからコメントをたくさんいただきました!

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