猫のフードロス対策、不要になったフードの寄付は動物病院でも受付可能?
猫と暮らしていると加齢や病気のため、フードを変える必要が出てくることも。
それによって不要なフードは捨てることに…そんな経験はありませんか?
- ボランティア団体に寄付をしたいけれど、配送料の方が高くついてしまう…
(お金を送金した方が良いのではということになり、ハードルが上がる&フードが無駄になる) - この小さな一袋だけなんだけどなあ…
- 寄付に持っていきたいけど近くに保護猫施設がないなあ…
もったいないなあと思いつつも、このように考える方も多いのではないでしょうか。
実は私もそんな1人で、以前「オリオンが療法食を食べなくなった時用」に普通食パウチやフードを買い置きしていたのですが、使わずに賞味期限切れ処分をしてしまったことがあります。
そんな時はフードの賞味期限が迫る前に、ぜひかかりつけの動物病院で尋ねてみてください。
もしかすると、不要になったフード引き取ってくれるかもしれません。
「不要」と書くと使い古しのように聞こえますが、もちろん、未開封で賞味期限も切れていないものですよ~!
なぜ、動物病院で?それはオリオンの体験談でお話しますね~。
オリオンの通う動物病院での例
オリオンがメインで通っている動物病院はホームドクターの個人医院です。
この病院では近隣地域の保護猫団体とつながりがあり、病院内には譲渡や施設のリーフレットなどが貼ってあります。
オリオンは腎臓病がひどい頃頻繁に病院通いをしていましたが、保護猫の診察にくるボランティアの方に毎回のように会っていました。
(1人の同じ方ではなく、不特定多数です)
それから数年。
オリオンは腎臓結石の悪化により獣医師から、長年食べ続けていた「腎臓用療法食」から「結石用療法食」へのフード変更の指示を受けました。
療法食は近くのスーパーなどでは売っていないので、私はいつもAmazonで多めにこれらの療法食をストックしていました。
そのためたっぷりのフードが不要に…
(上記の写真に写っているのは一部です)
金額にすると1万円近くにもなるし、未開封で賞味期限もしっかりある。
とても捨てるにはもったいないので、ふとかかりつけの動物病院へ問い合わせると、「ぜひ持ってきてください」と言ってもらえました!
フードを持っていくと、「次に来院したボランティアさんに渡しておくね」と受け取ってもらえました。

最寄りの動物病院へなら、お薬をもらいに行ったり定期検診のついでなんかで気軽に持っていくこともできます。
本来ならもちろん直接ボランティアさんへ届くのが一番だとは思うのですが、これは寄付のハードルが下がるのではないか、と思っています。
もちろん、病院の都合や方針で預かることができなかったり、受付をしていないところもあります。
まずはカジュアルにお話してみてはいかがでしょうか。
もしかするとホームページやSNSをやっていないボランティアさんがおうちの近くにあった!なんて情報も入るかもしれませんね。
補足:フードの切り替えには2週間〜1ヶ月ほど様子をみましょう

フードを変えて、「よし!寄付しよう!」と思ってもしばらくは待ちましょう。
猫のフードの切り替えは少しずつ、2週間ほどかけておこないます。獣医さんからもそのように指示されることが多いかと思います。
一度新しいフードを食べてくれるようになってもはじめのうちは「プイッ」とイヤイヤすることも…
オリオンも今回の切り替えは2週間ほど様子を見てから(メーカーは同じロイヤルカナンの療法食なので早い方でした)フードの寄付をしました。
手軽にできるこの方法で、フードロスも減らせて保護猫たちもボランティアの方もハッピーになれると良いですね!