日常的に猫の記録をつけて病気の早期発見を!
病気を抱えた猫は、元気な猫よりも体調を崩しやすかったり、心配も多いです。
「昨日ごはんどのくらい食べたっけ?」「おしっこは何回出たかな?」など、日々の出来事を忘れてしまったりすることもありますよね。
そこで今回は、私がつけている記録方法をお見せします。
元気な猫ちゃんにも役に立つので、ぜひ読んでみてくださいね。
INDEX
iPhoneで記録をつけて4年が経ちました
オリオンの記録は、腎不全を発症した2015年の5月からずっと、毎日記録しています。(現在腎臓病に寛解、正常値を保ち元気です)
方法はiPhoneのメモ帳です。手元にあるスマホでささっと記録が取れるのと、絵文字も入れられるのでパッと見たときにもわかりやすい。
記録が溜まってきたら、間違って消さないようにMacにコピーして大切に保存。

何か気になる症状が出た時などに、「あの時どうだったっけ」とすぐに探せます。
Macの場合は、たくさんのテキストファイルがあるフォルダから、例えば「熱」「吐いた」などのワードが入っているメモを簡単に探すことができるんです。
Windowsなら体調が悪かった時のメモのタイトルを「体調不良」などにしてみたり、手書きのノートだったら付箋をつけておいたりすれば、あとで探しやすいですね。
どんな風に記録しているの?
「昔猫を飼っていた」人にこれを話すと、「え~!そんなにメモつけてるの!?」とびっくりされますが、深刻な病気を患った猫ちゃんのご家族は私と同じような人も多いんじゃないかなと思ってます。
とある一日の記録がこちら

ハムとかポタージュとか、私がわかるように書いてるのでわかりづらいかもですが、解説するとこんな感じです。
- 🐟ハム→ウェット療法食をスプーン1杯
- 🍖フード→ドライ療法食
- 🥄お水→ウェットフードにお水をスプーン1杯混ぜる
- ビュンビュン❣️→特に元気に飛び回っている(ハイテンション)
最後の「🍖フード12g 2.5時」というのは、寝る時のドライフード+オートフィーダーで2時と5時にセットしたごはんの量です。
うんちはオリオンの場合だいたい2日に一回のリズムです。
猫ちゃんによって、おしっこやうんちのリズムは少しずつ違うので、その子のリズムを掴んであげると良いです〜!
オリオンは夜中に空腹で吐いてしまうのが癖だったのですが、オートフィーダーを導入することで嘔吐がなくなりました!
その時の記事はこちらです、夜中や空腹時の嘔吐が気になる猫ちゃんに試してみる価値ありです。
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iPhoneなら写真付きメモも!
iPhoneのメモ帳なら、撮影した写真を簡単に貼ることができます。
例えばオリオンは下顎や下唇にオデキができることがあります。
もちろんはじめは病院に連れて行ったのですが、どうやら何か病気というわけでもなく「経過観察」という診断だったので、その後はこうして写真で記録を残しています。

お薬をもらいに行くついでに先生に写真を見てもらうこともできるので、とても便利です。
オデキの進行を見てもらって「心配ないですね」と言ってもらったり。
こうして記録を残しておけば、次にオデキが出来たときに病院へ連れて行くべきかの判断材料にもなります。
手書きで記録。それを写真で保存!
旅行中の時や1日家を空ける時などは、他県に住む母がペットシッターに来てくれて、手書きでごはんやおしっこ、遊んだ様子などを残してくれました。

また、最近オリオンには、「お昼寝から起きた時や夜中の嘔吐が減る」という嬉しい変化があったのですが、記録をつけておけば具体的に「どのくらい変わったのか」がわかりますよね!
記録をつけておくと、獣医さんとの相談時にも役に立つし、猫ちゃんとの共同作業を楽しんでみてはいかがでしょうか。😺💓