キャットフード(療法食)味見してみました
病気になった多くの猫たちが食べている療法食。果たして人間が食べるとどんな味なのか?オリオンママが試食レポート~!
フードのお役立ち情報もちゃんと書きましたよ〜。
病気の猫ちゃんの看病でちょっとお疲れ気味のあなたも、この記事を見て少し肩の力を抜いてみてください:)

ウェットフードは手の平から食べさせないとスープだけ食べてパサパサに…(右)
INDEX
療法食のドライフードは甘みのないクッキーのような味!
まずはチャレンジしやすいドライフード。試したのはこちら。

- ロイヤルカナン ユリナリーS/O エイジング7+ + CLT ドライ
(動物病院のみでの取り扱いです) - ロイヤルカナン 腎臓サポート ドライ

欠けているのはオリオンの食べかけ。
見た目もクッキーのようでためらいなく口に運ぶことができます。
味は甘みのないクッキーのような感じで、ほんのりお肉を感じる…気がする…
(試食したのは猫の食べかけではありませんのでご安心を…)
人間にとってもちろん美味しくはないけれど、「食べ物がない!」といった緊急事態であれば、食料としてイケるかも。そんな感じです。
過去に味見したキャットフードのお話

この練習で、その後療法食を食べられるようになりました!
私はオリオンが元気な頃食べていたアイムスのドライフードや、療法食を食べなかった頃に試した準療法食フードや普通食のパウチ、そして療法食各種、ほぼ味見をしています。
元気な頃食べていた、お肉の成分が一番多いドライフードは食べてみてもお肉の味があり、匂いも肉くさかったです。
腎臓病や結石用に作られている療法食のドライフードは、タンパク質制限のためにお米や小麦、コーンなどの成分が多いです。そのため食べてみると確かに穀物系の味が強いです。
どれもキャットフードなのでもちろん人間にとって美味しい味がするわけではありませんが、「うわっ!まずい!」ということもなく、人間がぽりぽりと試食できる味でした。
そして普通食のウェットフードの味は…
その前に…オリオンが闘病中試した&オリオンママが味見したごはんはこんな感じのラインナップです。
療法食ほどではないけれど腎臓病の猫の体に配慮された準療法食ドライフードは、療法食を食べてくれない猫の助けになりました。

腎臓に配慮されて活性炭が入っているフードもありました。(グレーっぽいフード)
上の写真はカラフルなフードに見えますが、数種類のフードを混ぜているためです。
カラフルなフードは人間の購買意欲を促進させるものであり、猫にとって良いものではありません。
こちらの記事もあわせてどうぞ👉🏽 猫が療法食をムシャムシャ食べるようになるまで試した方法
猫が療法食をムシャムシャ食べるようになるまで試した方法
猫ちゃんが腎臓病と診断されると、先生から療法食を勧められますよね。でも 「食べてくれない」を経験したご家族は多いのではないでしょうか。オリオンもそのひとりで、最初は全然食べない!今回は療法食をムシャムシャと食べてくれるようになるまで試した方法をシェアします。 …
普通食のウェットフードはたくさんのフレーバーがありグルメな味!

オリオンが腎臓病で食欲がなかった頃、モンプチやカルカンのパウチウェットフードのお世話になりました。
療法食は食べてくれなくても、これなら食べる。まずは体力優先なので、これらをムシャムシャ食べてもらった時期があります。
見た目もツナ缶のようで美味しそう。
いろんな具材が入っているものも…どんな味なんだろう?と味見してみると…
なんと、「塩味の薄いツナ缶」です!
原料がマグロのもので、「18歳以上」「15歳以上」など記載のある、体に優しいシニア向けのフードを選んだのですが、それでも人間でも食べられるような味でした。
(まあ、マグロが原材料ならマグロの味がしますよね。)
全然食べてくれない!そんな時に食欲をそそる普通食ウェットフード、オリオンが好んで食べていたのはこちらの2商品。特にカルカン。
見た目や匂いも美味しそうなので、こちらもためらうことなく味見することができました。機会があればチキンなども試してみたいです。
モンプチは美味しそうなスープが沢山入っており、オリオンの食欲のキッカケになってくれたことも。
病気をしてしまったオリオンには普段は与えることのない普通食パウチですが、病気の猫が食欲不振に陥った時は「食欲のキッカケになる」ので、またお世話になるかもしれません。
病気の猫がごはんを食べない時に普通食を適量与えることは動物病院で教えてもらった方法なので、もし食欲不振の病猫ちゃんがいるご家庭は獣医さんに相談してみてください!
健康な猫なら、こんなに美味しいパウチを日々食べても大丈夫なのかな~?猫はグルメですね!
気になる療法食ウェットフードの味は…

さて…その形状から、どうしても最後まで手が出なかった、療法食ウェットフードの味見…。
腎臓病用のウェットフードは私が苦手なレバーが主原料なのもあり、ずっと味見できずにいました。

塩気のないツナをポタージュにしたような味でした。
味見をしたのはこちらのパウチ。
- ロイヤルカナン 腎臓サポート ウェット パウチ
- ロイヤルカナン ユリナリーS/O エイジング7+ + CLT ウェット パウチ
(動物病院のみでの取り扱いです)
今回、オリオンの療法食が腎臓病サポートからユリナリーに変えることになったのでこれを機に、ついにトライ…!
味は、水でふやかしたドライフードの味なのですが…
まずい!なかなか飲み込めない…!飲み込んだ味も後味が気になりました。
ドライフードだったら「どれ、もう1粒」と試せるのですが、この療法食ウェットは1粒食べるのがやっとでした…
味はどちらもほぼ同じなのですが、個人的にはユリナリーの方が「オェッ」となる匂いと味でした。
(フードとスープの色が若干違うのですが、いい具合の写真が用意できず…)
これをムシャムシャ食べてくれると思うとエライエライ!ですね。
オリオンは腎臓病用のパウチの方が好きなようです。

人間にとってはもちろん美味しくないですが、猫も最初はあまり食べてくれない療法食。
かわいそうですが、長生きしてもらうために上手に食べてもらえるよう色々工夫したいですね。
ロイヤルカナンの療法食はナンバーワンの豊富な種類が揃っています。
療法食の中では嗜好性も高く作られているようで、助かっています。
腎臓病や結石といった大きな病気をしつつもこうして元気に過ごせるのは、お薬のおかげもあるけれど毎日食べるごはんを療法食にしているおかげでもあると思っています。
ドライフードは香りが消えないように少しずつ与えたり、ウェットフードは温めてあげたり、工夫しながら美味しく食べようね、オリオン!
👉🏽 猫が療法食をムシャムシャ食べるようになるまで試した方法
猫が療法食をムシャムシャ食べるようになるまで試した方法
猫ちゃんが腎臓病と診断されると、先生から療法食を勧められますよね。でも 「食べてくれない」を経験したご家族は多いのではないでしょうか。オリオンもそのひとりで、最初は全然食べない!今回は療法食をムシャムシャと食べてくれるようになるまで試した方法をシェアします。 …